
今回は、中学校1年生の生物の内容⑥
無セキツイ動物についての授業です。
背骨を持つ動物たちは、進化の中でさまざまな環境に適応してきた。
魚類から哺乳類まで、その骨格は彼らの生存戦略の基盤となっている。
でも、君は考えたことがあるか?
『背骨がなくても、生きていけるのか?』
実は、地球上の動物の 約9割 は無脊椎動物。
彼らは、脊椎動物とは違う戦略で進化し、繁栄してきた。
昆虫、カニ、イカ、貝──
背骨を持たない生き物たちの秘密に迫ろう。
無セキツイ動物の分類――中1生物⑥
前回のおさらい セキツイ動物の分類について


前回のおさらいです。ここにかかれていることはばっちりおぼえているだろうか?
疑問 背骨のない動物にはどのような特徴があるのだろうか?

前回、背骨のあるセキツイ動物たちの分類を学んだよね。
では、背骨のない動物はどのように分類されるんだろうね。
今回の課題はこれ!

ヒント① 背骨のない動物を2つ紹介


背骨のない動物を無セキツイ動物というよ!
本当はいーっぱい種類があるけど、今回は2種類だけ紹介する!
節足動物(せっそくどうぶつ)と軟体動物(なんたいどうぶつ)の2種類を紹介するね!
ヒント② 節足動物の特徴


節足動物の特徴は
・からだが外骨格(がいこっかく)におおわれていること
・関節のある足を持つこと
この二つだね!
そして分類が分かれるとさらにそれぞれ特徴が出てくる!今回は2種類の分類を紹介!
・昆虫類(こんちゅうるい)
・甲殻類(こくかくるい)
の2種類を紹介します!もっといっぱいいるから興味があったら調べてみよう!
昆虫類は小学生の頃に少し習ったかな?
頭部・胸部・腹部にからだが分かれていて、胸部から足が6本生えていたら昆虫類に分類されるよ!気門という体に空いた穴で呼吸をして、心臓の代わりに背脈管というものが血液をからだに循環しているよ!
甲殻類はみんなが好きなカニやエビが属しているね!
水の中に住んでいて頭胸部と腹部の2つに体が分かれていて、10本以上の足を持っているのが基本だね。甲殻類はエラ呼吸が多いかな。あと昆虫と同じ背脈管で血液を循環させているね!昆虫よりもより心臓的な働きをしているよ!
ヒント③ 軟体動物の特徴


軟体動物の特徴は、
からだが柔らかい外とう膜(がいとうまく)に覆われていることが大きな特徴です!
ここからは余談ですが、
柔らかいからだと高い知能、周りの景色と同化したり、墨を吐き出したりイカやタコなどの頭足類(とうそくるい)の分類は進化の途中で殻を完全に捨て、『隠れる』『逃げる』『頭を使う』 という戦略を選んだ。その結果、驚くほど賢くなったんだ!
貝類は、固い殻を身にまとって『守り』の戦略をとった。動きは遅いが、その分、殻を強化して生き延びたんだ。貝のうち二枚貝の物を斧足類というよ!
硬い殻を選ぶか、それとも柔らかい体で自由を選ぶか──
軟体動物は、どちらの道も生き抜くための工夫に満ちている。」もし君が軟体動物だったら、どっちを選ぶ?
『殻を持ち、じっと耐える』 貝類の道
『柔軟に動き、知恵を使う』 頭足類の道
答え合わせ これだけマスターすればOK!


この部分をしっかりマスターしておこう!
確認問題

確認問題行くよー!
残念ながら勉強に近道は無い!覚えるまで繰り返すしかないんだ!
確認問題を迷わず答えられるようになるまで繰り返したり、ノートに取ってみたりしてみよう!
分からなかったら、上の方の画像を確認してね!
(1) 背骨のない動物を何というでしょう?
(2) (1)のうち、節のある足を持つ分類を何というでしょう
(3) (2)がもち体をおおう固い殻を何というでしょう
(4) (2)のうち、カブトムシやモンシロチョウが属する分類を何というでしょう
(5) (2)のうち、カニやザリガニ、エビが属する分類を何というでしょう
(6) (1)のうち、イカや貝が属する分類を何というでしょう
(7) (6)の動物がもつ体をおおう柔らかい膜を何というでしょう
確認問題 解答
(1) 無セキツイ動物
(2) 節足動物
(3) 外骨格
(4) 昆虫類
(5) 甲殻類
(6) 軟体動物
(7) 外とう膜
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